家庭教師のトラブル事例【個人契約は要注意】

こんにちは!カテスタ運営です!

この記事では、

親御さま

個人契約で家庭教師を検討してるけど、気をつけるべきポイントってあるのかな?

という疑問にお答えします。

結論ですが家庭教師の個人契約はトラブルの可能性も高くなるのでおすすめしません。

家庭教師は大きく分けて2パターンの契約形態があります。
「家庭教師センターが仲介するパターン」と、「個人間で契約するパターン」です。

家庭教師センターが仲介する時はあまりトラブルは起こらないので、この記事では個人契約でよくあるトラブルについて紹介します。

家庭教師の個人契約のトラブル事例を紹介

個人契約の場合、先生はプロからアルバイトの学生まで幅広く質や対応は個人によって大きく異なります。

また仲介に会社を通していないので、何かトラブルが起こった時は家庭と先生とで解決する必要があり、トラブルが長引くことが多いです。

そんな個人契約でよくあるトラブルは、

  • 金銭トラブル
  • 遅刻、無断欠席
  • 経歴詐称

大きく分けて上記の3つです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

その1. 金銭トラブル

お金に関するトラブルは個人契約の家庭教師でよく起こるトラブルの1つです。

個人間では契約書を交わさないことが多いため、事前の口約束で「成績が上がれば追加で報酬を渡す」、「志望校に合格すれば賞金を渡す」などといった口約束の契約をして、言った言わないのトラブルになったという話はよく聞きます。

また先生側は個人で活動していて、教材を販売することで利益を得ているパターンも多く、指導開始後に「この教材が必要だ」、「追加でこの教材を買ってください」といったことを言ってくることもあるようです。

個人契約の場合は、なかなかお金の話をしっかりしにくいかと思いますが後々のトラブルを避けるためにも契約書を事前に交わすことは絶対にしておきましょう。また追加で教材の販売等はないかも意外と見落としがちなので、確認しておくことをおすすめします。

その2. 遅刻、無断欠席

個人契約の家庭教師で金銭トラブルと同じくらい多いのが、遅刻、無断欠席に関するトラブルです。

個人契約の先生はプロから学生まで幅広いですが、いずれにせよ副業的な側面があり、仲介する会社がいないので飛んでしまうこともよくあります。

例えば社会人の先生なら「仕事の残業で30分遅れてしまいます。」なんていうことはざらにあります。仕方がないことですが、毎回毎回遅刻するとなると子供のモチベーションも下がってしまいますし、やはりしっかり時間を確保できる先生がおすすめです。

また学生の先生で仲介業者がいない個人契約だと、社会人経験がないため「今日は面倒くさいし休むか…」、「どうせバイトだしもう辞めよう。」などと甘さがみえてしまうことも多々あります。その場合、無断欠席となりご家庭が学生に電話をしても連絡がつかないなんてことも往往にしてあります。

当然ですが個人契約で家庭教師を契約する際は、信頼できる先生なのか、連絡が取れる手段を確保できるのか(電話、メール、学生の場合は実家の連絡先)を事前に確認しておきましょう。

その3. 経歴詐称

少ないですが経歴詐称のトラブルもたまに耳にします。

やはり個人契約なので時給や授業料は個人間で決定するため、どうしても経歴や経験を盛ってしまう先生もいるようです。

例えばですが、「国公立大学に3人合格させた経験がある」、「個別指導塾で1年指導した経験がある」などと言われれば調べることもできません。その結果、子供の成績が上がらないなんてこともあります。

ただ学歴などの詐称については防ぐことができます。例えばですが、学生証を確認したり、卒業証明書を確認したりすることで確認ができます。

こういった確認はしずらいので安心して家庭教師を利用したい場合は家庭教師センターを利用することをおすすめします。

こんな個人契約の家庭教師は要注意です

色んなトラブルがあるとわかっていただけたかと思いますが、個人契約をしてしまってこの先生大丈夫かな?と思う時は次のチェックリストを参考にしてみてください。

  • 授業日時を頻繁に変更する
  • 指導報告が一切ない
  • 指導中に個人的な仕事や勉強をする

といった感じの先生は要注意です。

授業日時を頻繁に変更したり、指導中に個人的な用事をするということは、真剣ではない証拠です。また指導報告を1ヶ月に1回だけでも簡単に親御さんにすることもなければこの先生大丈夫かな?と疑ってみてください。

個人契約でトラブルを回避する方法

結論、個人契約の家庭教師で完璧にトラブルを回避することはできません。

家庭教師センターを使用した場合も完全にトラブルが起こらない保証はありませんが、運営側が間に立って問題解決の手助けをしてくれます。

一方で個人契約は家庭教師センターを通さない分、授業料が安くなるというメリットもありますが、トラブルが起こった時に間に立ってもらえる人がいません。つまり自分で解決する必要がありますし、解決が難しい場合も多いです。

といった理由から授業料を安くしたいという理由だけで個人契約をするのはオススメしません。

安心して子供さんに授業を受けてもらえるように信頼できる家庭教師センターを選ぶことをオススメします。