大阪大学薬学部に現役で合格する勉強法【現役薬学部生が解説】

こんにちは!大阪大学薬学部2回生のモンです!

先日、大阪大学薬学部志望の高校3年生の受験生からこういった質問をいただきました。

受験生

大阪大学の薬学部が第一志望なのですが、勉強をサボっていたこともあり基礎固めをはじめたのが6,7月頃です。このまま基礎ばかりしていて大丈夫でしょうか?(※8月末の質問)
また過去問はいつ頃から、どうやって解けばいいですか?大阪大学の過去問はほとんど解けず。このまま解答を見て理解すればいいのか…。またセンター試験の過去問は夏休み中どれくらいやるべきですか?

といった質問をいただきました。

質問内容をまとめると、

  • 基礎固めができておらず、6,7月から8月末現在まで基礎中心に勉強しているけど大丈夫なのか?
  • 大阪大学薬学部の過去問はいつ頃から、どうやってはじめればいいのか?
  • センター試験の過去問は夏休み中やるべきなのか?

といった内容です。

この質問に対して現役で大阪大学薬学部に合格した私モンが解答した内容を共有したいと思います。

※ちなみに質問をもらったのは8月末。

基礎の勉強でOK【理解した分野から応用問題を解きましょう】

基礎が出来ていなければ、応用問題は解けませんし、解答・解説を読んで理解した気でいても、実際は身に付いていなくて、似たような問題が出てきても全く解けないという事態に陥ります。

まずはしっかりと基礎を身につけるという判断は間違っていません。
そのまま焦らずに基礎をしっかりとマスターしてください。

ただ、入試が迫ってくると焦る気持ちもわかりますので、基礎の勉強の合間に応用問題も少しずつ解き始めても構いません。もう基礎が終わってる分野の応用問題に挑戦していきましょう。

基礎が大事と話をしましたが、一方で、2次試験にはどれだけの数の応用問題をこなしてきたかが効いて来るのも事実です。

そのため、できるだけ早めに基礎の勉強を終わらせる必要があります。大阪大学薬学部を目指すのであれば、9月中までには終わらせたいですね。

阪大過去問はまだ解く必要なし【傾向とレベルだけチェック】

次に、2次試験の過去問についてですが、まだ手をつけなくて大丈夫です。

正直今の段階では難しいでしょう。自分の今の実力を知るつもりで解いてみてもいいですが、焦りを生む原因にもなってしまう可能性もあるので、今の時期はあまりおすすめしません。

2次試験の過去問は、傾向とレベルを知る目的で使いましょう。基礎をマスターした段階で目を通してみて、問題の傾向を把握しておくのがいいでしょう。
また、実際に過去問を解いてみるのは、センター試験後でいいと思います。時間配分を意識しながら、解いてみましょう。

過去問は、3~5年程度さかのぼれば十分だと思います。それ以上になると、傾向も変わってきますのであまり意味はありません。ただ、時間に余裕があれば、応用問題の勉強としてやってみてもいいかもしれません。

センター試験の過去問もまだやらなくて大丈夫【まずは基礎】

センター試験の過去問についてですが、基礎が出来ていない段階ということですので、まだやらなくても大丈夫です。

理想では、10月頃から解き始めましょう。

大阪大学の場合、

センター試験の配点が全体の4割程度

ありますので、ないがしろにはできません。

2次試験の過去問と違って、センター試験は、過去問と同じような問題が出ることが多々ありますので、たくさん解くことが非常に重要になりますし、過去問を解くことが一番効率のいい勉強法となります。

特に、地理、化学、物理のような副教科は、範囲がそこまで広くないこともあり、似たような問題が出る確率が非常に高いです。過去問を数こなしていけば、8割前後の点数は安定してとることができるようになると思いますので、頑張って多くの過去問を解いてください。

阪大2次試験のアドバイス

最後に、2次試験に向けての勉強についてアドバイスです。

大阪大学薬学部の2次試験は、

  • 数学250点
  • 理科(物理・化学・生物の中から2教科)250点
  • 英語150点

の配点となります。

数学の配点が大きいので、数学でどこまで稼げるかが合否に大きく関わってきます。数学は、ある程度解き方のパターンが決まっていますので、問題集などで問題を解きながらパターンを覚えていきましょう。何度も同じことを言いますが、これは数をこなすしかありません。

理科は基礎をしっかりとマスターしておけば、その知識を使ってある程度解けます。ただ、苦手な科目だと、考え方が全く理解できない場合もありますので、そうなると解き方を暗記するしかありません。苦手な科目がある場合は、その科目は基礎問題だけを取りこぼさないようにして、得意な科目で点数を稼いだほうが良いかもしれません。

英語は、英作文が重要となります。英作文は、しっかりと練習して対策をしておきましょう。出番の多い熟語や言い回しはしっかりと覚えておきたいですね。いかに簡単な英語で表現できるかがポイントです。

まとめ:阪大薬学部対策は基礎が重要です

以上ですが、阪大薬学部の対策は基礎が重要です。

受験まで6ヶ月を切って焦る気持ちはわかりますが、応用問題を特には基礎ができなければ話にならないので頑張りましょう。

大阪大学薬学部の対策方法をまとめておくと、

  • 阪大薬学部志望なら9月までには基礎を固めておく
  • 2次試験の過去問は、センター試験後でOK。今は傾向とレベルを知る目的で使いましょう。
  • センター試験は4割程度あるので10月頃から解きはじめましょう

の3ポイントが重要です。

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