家庭教師におやつは出さなくてOKです【運営、教師面から理由を語る】

こんにちは、カテスタ運営です。

家庭教師を運営していると親御さまから、

親御さま

教師におやつを出すか迷っています…

という相談をいただきます。

確かに指導に来てくれた教師におやつや飲み物を出すか迷いますよね。

結論ですが、「家庭教師におやつは出さなくてOK」です。

本当に大丈夫なの?と思うかもしれまが、記事内でその理由を運営、教師の両面から掘り下げて語ります。

家庭教師におやつは必要なし

繰り返しになりますが、家庭教師におやつは必要ありません。

運営、教師面から理由について語ります。

運営側の意見

運営側が考える教師におやつを出さないでOKという理由は以下の通りです。

  • ご家庭の手間をできるだけ省きたい
  • 指導時間は平均1回1~2時間なので食事は不要
  • 指導時間が短くなる

簡単に言うとおやつはご家庭の負担になりますし、生徒さん、教師共に授業に集中して欲しいので必要ないということです。

通常、家庭教師の指導時間は1回1~2時間と長くないですし、貴重な指導時間を食事に使ってしまうのは勿体無いです。

また何より1度おやつを出してしまうと毎回おやつを出さないといけないと感じ、余計な手間が増えてしまいます。「来週先生が来るけど、おやつ何にしようかな…」と些細なことかもしれませんが、ご家庭の悩み事が増えてしまいます。

とはいえ、それでも「どうしてもおやつを出さないと気持ち的に…」という方もいらっしゃいますよね?

そんな時は、一口で食べることができるチョコレートなどを用意していただけると教師側は嬉しいです。チョコレートの糖類で脳を活性化させる作用もあるので、どうしてもおやつを用意したい場合におすすめかと思います。

ただ飲み物があると嬉しいです…

おやつは必要ないとわかっていただけたかもしれませんが、「飲み物はどうなの?」と思われた方もいるかと思います。実際に飲み物が必要か?というご相談も多いです。

そんな質問をいただいた時は、「絶対ではありませんが、飲み物を用意していただけると嬉しいです。」とお答えしています。

理由は、指導中に当然ですが教師はよく喋ります。

「この公式の意味は…」、「この問題のコツは…」、「定期テスト対策で重要になってくるのは…」といった風に説明でよく喋るので口が乾いてしまいます。

よく喋って口が乾いた時に、水やお茶などの喉を潤すことができる飲み物があると教師は嬉しいですし、指導も円滑に進みます。

当然、教師が飲み物を持参すべきですが、気持ちとして飲み物だけでも出していただけると助かります。

教師側の意見

親御さまから「家庭教師におやつは出すか迷っています…」という相談をよく受けていたので、教師におやつについてヒアリングを行ったことがあります。

すると実際の指導を経験した教師からリアルな意見を聞くことができました。

教師に「おやつについてどう思いますか?」と質問をした回答は以下の通りです。

  • パサパサしたパンやおかきを出していただいて、口が感想して喋りにくかった。
  • おにぎりを出していただいていたが、お腹がいっぱいになり眠くなった。
  • ゼリーは食べやすかった。
  • 指導時間が1時間なのでおやつを食べる時間が申し訳なかった。

実際におやつは教師側からしても嬉しいけど、そこまで必要ではないようです。

また話は少しそれますが、指導後に親御さまから生徒さまの学習状況について話す時間があり、そこでおやつを出していただいたのは嬉しかった。といった話もありました。

なので指導後にちょっとお子様の学習について先生に確認したい時などはおやつを出してもいいかもしれません。実際に指導後に教師、ご家庭共に時間がありコミュニケーションとして10分話すだけでも、お互い信頼関係も築け、成績アップにも繋がっているケースが多いです。

家庭教師への気遣いより勉強環境が重要

親御さまからの「おやつを出すか迷われる」その気持ちは、何れにせよ教師への気配りからくるものです。

家庭教師を運営している立場からも教師への気配りは大変ありがたく嬉しくもあります。

とはいえその気遣いは勉強環境を整えることに使っていただけると効率的に生徒さまの学習が進みます。

例えばですが、

  • 兄弟が遊びまわっているリビングでの指導 → 学習部屋で指導
  • クーラーがガンガンに効いている → 適温

などなどです。

例えが上手くないかもしれませんが、お子様への最適の勉強環境をご用意していただきたいということです。教師側も指導に集中することができ、結果的に効率的に指導を行うことができます。

まとめ:家庭教師におやつは必要ないです

以上ですが、おやつは必要ありません。

ただ何も出さないのはちょっと気がひけるという方は、チョコレートなどの一口で食べることができるおやつが良いかと思います。

またできればですが、教師は指導時に説明などでよく喋るので、水やお茶などの飲み物は用意していただけると指導がスムーズに進みます。

家庭教師は家に教師を呼ぶスタイルなので色々と悩み事や考えることがあるかもしれませんが、基本的には生徒さまが勉強に集中できる学習環境があれば大丈夫です。

家庭教師に関する質問等ありましたらお気軽に阪大カテスタまでご連絡ください。