家庭教師の費用・料金の相場は?【適正価格を知っておくべき】

こんにちは!家庭教師カテスタ運営です!

先日、家庭教師を検討している親御さまからこのような質問をいただきました。

親御さま

家庭教師の費用の相場がわかりません…授業料の相場はもちろんですが、管理費?などよくわからない費用もかかって結局何がどれだけかかるかわからないので相場感がつかめません。

という内容です。

確かに家庭教師の費用は授業料以外に入会金、管理費、交通費、教材費などがかかることが多くわかりづらいですよね。

結論ですがある程度の費用・料金相場は存在するので、相場を把握しつつ、かかってくる料金について知っておくことで損をすることを防げます。
記事内で運営者目線で深掘りしていきます。

ちなみにこの記事は大阪を中心に活動する「教師の半分が大阪大学の学生」が特徴の阪大カテスタ運営が執筆しています。

家庭教師の費用・料金一覧

家庭教師を利用するために必要な費用は下記の5つです。
※各家庭教師センターによって必要な費用は変わってきます。

  • 授業料
  • 入会金
  • 管理費
  • 交通費
  • 教材費

それぞれ詳しく解説していきます。

その① 授業料

授業料は時間単価によって変わります。だいたいどこの家庭教師センターも60分単位で表記しているところが多いです。

小・中・高、受験前の中学3年生、高校3年生によって金額は異なります。
また個人契約、家庭教師センターの利用でも金額は異なるので注意が必要です。

だいたいの相場ですが、

  • 個人契約:1回60分授業 → 2,000円〜5,000円
  • 家庭教師センター:1回60分授業 → 3,000円〜7,000円

になります。

その② 入会金

入会金?と思われる方も多いかもしれませんが、ほとんどの家庭教センターでは入会金がかかります。

相場としては10,000円〜20,000円ほどの場合が多いです。
また兄弟で入会する場合の入会金は、2人目は半額、または無料になる制度を採用している家庭教師センターがほとんどです。

その③ 管理費

管理費は家庭教師センターによってまちまちです。

管理費とは、

家庭教師センターを運用するための必要経費

とのことらしいです。

われわれ家庭教師カテスタは「管理費」は貰っていません。正直、「管理費」はかなり不透明な費用になるので、使い道や内訳がしっかり明記されていない家庭教師センターは気をつけるべきです。

ではなぜ管理費を請求するの?と思われるかもしれませんが、

授業料を低く記載できる → 安いと思って契約されやすくなる

といった思惑もあったりします。管理費の使い道が明確ではない場合は聞いてみて、納得してから契約することをおすすめします。

その④ 交通費

教師が生徒さま宅まで指導に行くまでにかかる費用が交通費です。交通費はほとんどの家庭教師センターでかかる費用です。

交通費の相場は下記の記事で詳しく解説しています。
>>家庭教師の交通費の相場と安くする方法【4種類の交通手段と計算方法】

その⑤ 教材費

家庭教師センター独自の教材を使用する場合は教材費が必要になります。

市販の教材や学校・予備校・塾などのテキストを使用する場合は、当然教材費はかかりません。家庭教師センターによっては必要のない教材をすすめてくる悪質な押し売りもあるので注意が必要です。

以上が家庭教師を利用する際に必要になる費用になります。
※家庭教師センターによっては他にもかかってくる費用がある場合があるので必ず確認しましょう。

基本的には、

授業料 + 入会金 + 交通費

と考えていて問題はありません。
管理費や教材費がかかる場合はしっかり内容を確認しましょう。

家庭教師の授業料の費用・料金相場

60分あたりの授業料金の相場についてお話しします。
家庭教師センターと個人契約で授業料の費用相場は異なります。センターのサポートがある分、家庭教師センターの方が高い傾向があります。

家庭教師センターの場合

小学生
(中学受験なし)
小学生
(中学受験あり)
中学生
(1〜2年)
2,200円〜5,500円 2,800円〜6,500円 2,800円〜5,500円
中学生
(3年)
高校生
(1〜2年)
高校生
(3年)
3,000円〜6,500円 3,200円〜6,500円 3,400円〜7,000円

上記はあくまでも目安です。
実際に数社の家庭教師を確認しました。

まただいたい基本的なプランがあって、「受験があるのか、ないのか?」、「医学部の教師を希望するなど特別な条件があるか?」で金額は変わってきます。

授業料金を見るコツですが2社で迷っていて単純に授業料金を安い方を選ぶのは危険です。その安い方は管理費月3,000円がかかるかもしれません。月に60分授業を5回受講するなら授業料金は1回あたり600円も増えてしまうので。

個人契約の相場は調べたのですが、幅が広すぎるのでここでは紹介しません。

費用面で危険な家庭教師センターを見極める方法3つ

ここから少しおまけとして費用面で危険な家庭教師センターを見極める方法を3つ紹介します。

ホームページに授業料、入会金などの費用の記載なし

家庭教師業界にいるとあるあるなのですが、ホームページに授業料、入会金などの金銭に関わることが記載していない家庭教師センターには注意が必要です。

そんな会社は決まって「授業料金はお見積もりください!」みたいなことを書いています。

料金を知りたいだけで見積もりしただけなのに、しつこく営業されるなんてことも多いので注意してください。

料金が記載されていない家庭教師センターを利用する場合は、受講前に「月々いくらかかるのか?」を書面でもらうようにしましょう。よく「サポート費ってなに?」と契約後にトラブルになったという話を聞きます。

途中解約できない

途中解約ができない家庭教師センターにも注意が必要です。

契約書類の下の方に小さい文字で「途中解約はできません。1年未満で解約する場合は、解約金○○○○○円が必要です。」みたいなことがあるので、契約前には途中解約がでいるかどうか確認しておきましょう。

ほとんどの家庭教師センターでは解約金等はかかりませんが、ごく稀に設定している業者もあります。

教材を押し売りしてくる

家庭教師センターの中には教材を販売して利益を得ている業者も少なくありません。

これは私たちの考えですが、市販の教材でも十分受験勉強も定期テスト対策も可能だと考えています。より勉強効率が上がる、ポイントがコンパクトにまとまっている教材はあるかもしれませんが、あまりにも高額な場合は使用しないのが良いかと思います。

家庭教師センターから教材をしつこくすすめられた場合は、冷静になって「〇〇家庭教師 教材」などネットで調べて評判を確認したりしましょう。

まとめ:家庭教師の費用・相場の適正価格は知っておきましょう

以上ですが、家庭教師の費用・相場の適正価格は知っておきましょう。

各家庭教師センターによって金額はかなり異なりますが、こんな感じかな?とだいたいの金額を知っていればしっかり考えて契約することができます。

基本的には、

授業料 + 入会金 + 交通費

が必要になる金額です。

その他、管理費や教材費がかかる場合は注意が必要です。

家庭教師を利用する前にしっかり金額を確認しましょう!